見えたぞ、ミラクルデンチャーで新たな方向性が・・・
ある先生から「義歯を作るならミラクルデンチャーだ」と聞かされました。
とくに最初の装着に少し時間がかかるが、無口蓋の義歯、クラスブの見えない義歯を作ることができると補足説明を受けました。
早速ミラクルデンチャーの世界へ入門となりました。
以後、数例のミラクルデンチャーを装着しました。
一症例目は難解な義歯でしたが、歯牙の動揺もあり、スムーズに装着出来ました。
動揺があるが故に止まるかどうか不安でした。
ところが、まさにミラクル!!上顎3歯残存で動揺あり、歯槽骨吸収大の状態で、無口蓋の義歯が止まっているではありませんか。
今まで口蓋のある義歯で、何度も破折しては修理を繰り返していたのが嘘のようであり、現在も快適に使用されています。 ?
もう一つは、実は装着としての第一号は、この症例ですが、上顎2番から、反対側3番までが残存です。今まで数回、義歯を作らせていただきましたが、無口蓋でクラスプが見えなくて、動揺のない義歯を想像することは出来ませんでした。
完成した義歯を見る限りどうやって・・・と思いましたが、副模型に装着されていたので装着方向だけは想像がつきました。
しかし、装着には手間はかかりました。
しかし何とか方向性が分かるような気がしました。 ?
いろいろなポイントがあり、1つずつ克服しつつあります。
装着に時間がかかる時は、患者さんも術者も根比べで大変ではありますが、装着出来た瞬間の違和感のない快適さに、患者さんは今までに無い笑顔で喜ばれます。
装着や取り外しに時間がかかる、難しいと言われる方もいますが、少しずつ慣れていただくよう患者さんの気持ちを考えて、出来る限り適切な指導が出来るよう努力しています。
?症例もだんだんと多くなってきました。
たくさんの患者さんたちの快適で喜ばれる顔が見られるように、もっともっと勉強をしていきたいと考えています。
?今までの義歯の概念を変えることで、新たな方向性とヒカリが見えてくるような気がして、今までにない自信と喜びをもって、患者さんには全力を投じていきたいと考えています。
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